テザリングってなに?データシェアってなに?それぞれのメリットとデメリットについて

基礎知識
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最近のキャリアで提供するスマホの料金プランは、「大容量で高価格」か「低容量で低価格」の2つが中心になっています。

中でも、大容量で高価格なプランは、スマホ単体だけでなくテザリングやデータシェアを活用することでパソコンやゲーム機といった他の端末や家族のスマホのネット回線を賄うことも可能です。

スマホだけで使うと割高に感じる大容量プランですが、家中のネット環境を賄えると考えればコスパが良いと思いますよね。

トクまる君
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「テザリング」と「データシェア」って何?って人は多いガオ!

今回の記事では「テザリング」と「データシェア」のメリット・デメリットや違いについて解説していきます。

テザリングとは?

テザリングとは、スマホ回線を通じてパソコンやゲーム機といった他の端末がネットに接続できるサービスのことを指します。

トクまる君
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回線契約をしているスマホをモバイルWi-Fiとして使う感じガオ!

加入している料金プランで使えるデータ容量をスマホ以外の端末でも使える上に、複数台の端末と同時に接続できるといった特徴があります。

テザリングのメリット

テザリングのメリットとしては以下の2点が挙げられます。

  • スマホ1台でさまざまな端末のネット環境を賄える
  • 無料で使えるスマホ会社が多い

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

①スマホ1台でさまざまな端末のネット環境を賄える

テザリングを使えばスマホ1台でさまざまな端末のネット環境を賄うことができます。

通常であれば、光回線やモバイルWi-Fiといったネット回線を別途契約する必要があるのですが、テザリングはそういったネット回線の役割を担えるのが特徴です。

スマホ回線でデータ容量無制限で使えるプランに加入していれば、パソコンやゲーム機といった端末でも、容量を気にせずネットが使えるでしょう。

②無料で使えるスマホ会社が多い

テザリング機能を無料で利用できるスマホ会社は結構多いです。

最近では、テザリングでの活用も視野に入れた大容量プランや無制限プランが用意されていることもあり、テザリングオプションを無料化したところも増えています。

トクまる君
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ソフトバンクだけでなく、楽天・au・ドコモも無料ガオ!

オプション料金を支払うことなくテザリングが利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひ試してみてください。

テザリングのデメリット

テザリングのデメリットとしては以下の3点が挙げられます。

  • スマホのバッテリー消費が激しい
  • 料金プランによって制限がかかる
  • 通話中は通信が途切れる

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

①スマホのバッテリー消費が激しい

テザリングを使っていると、スマホのバッテリーを早く消費してしまいます。

普通に使っている時よりも充電が早く切れてしまうため、こまめな充電がかかせないでしょう。

肝心な時にスマホが使えなくなる可能性もがあるので注意が必要です。
トクまる君
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複数台の通信をすることになるのでバッテリー消費が激しいガオ!

②料金プランによって制限がかかる

加入している料金プランによっては通信速度制限がかかってしまうことがあるので注意しましょう。

通信速度が制限されてしまうと、ネットが快適に利用できなくなってしまいます。

自分が加入しているプランの制限をチェックして、どのような条件下で制限がかかるのかを把握しておきましょう。

③通話中は通信が途切れる

テザリングを使用中に通話をしてしまうと接続が途切れてしまうので注意してください。

特に、オンラインゲーム中や、動画やファイルなどをダウンロードしている最中に通話をして通信が途切れてしまうと大変です。

データシェアとは?

データシェアは複数の端末でデータ容量をシェアして利用できるサービスのことです。

トクまる君
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親回線が加入している料金プランで定められたデータ容量を子回線にシェアする仕組みガオ!

子回線は個別に料金プランへ加入する必要がないため、通信費を安く抑えられます。

データシェアのメリット

データシェアのメリットとしては以下の2点が挙げられます。

  • データ容量をシェアするので通信費がお得
  • ルーターが近くになくても通信ができる

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

①データ容量をシェアするので通信費がお得

データシェアでは、1つの料金プランで使えるデータ容量を複数のスマホやタブレットでシェアして使うことができます。

各端末が個別に料金プランに加入する必要がなく、費用は1つ分で済ませられるため通信費の節約につながるでしょう。

例えば家族3人で考えると、通常であれば1人1人がそれぞれ別の料金プランに加入しなければなりませんが、データシェアなら代表者を親回線として料金プランに加入し、子回線にシェアして使うので、支払う費用は格段に安くなります。

その他にも、1人でスマホやタブレットなど複数の端末を利用するケースなどでも便利に使えます。

②ルーターが近くになくても通信ができる

データシェアでは、親回線で契約しているデータ量を子回線にシェアして利用できる仕組みになっているため、ルーターが近くにある必要がありません。

モバイルWi-Fiやテザリングだと接続するための端末が近くになければなりませんが、データシェアであれば子回線もその端末からデータ通信が行えます。

家族で利用することを考えると、常に通信用の端末が近くになければならないというのは不便でしょう。

データシェアならそれぞれの端末でデータ通信が行えるので非常に便利です。

データシェアのデメリット

データシェアのデメリットとしては以下の2点が挙げられます。

  • データ容量の制限がかかる可能性がある
  • パソコンやゲーム機では利用できない

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

①データ容量の制限がかかる可能性がある

テザリングとも共通しますが、データシェアでも加入している料金プランによって利用制限がかかる可能性があるので注意してください。

月◯GBまでといった制限にかかってしまうと通信速度が大幅に落ちてしまいます。

加入しているプランの制限を必ず把握しておきましょう。

②パソコンやゲーム機では利用できない

データシェアはスマホ回線で通信ができる端末でしか利用することができません。

例えば、スマホやタブレット、モバイルルーターなどが挙げられますが、スマホ回線と通信できないパソコンやゲーム機では、データ量をシェアできないので注意してください。

スマホ回線でパソコンやゲーム機をネットに接続する場合には、スマホのテザリングを利用する必要があります。

テザリングとデータシェアの違いは?

「テザリング」と「データシェア」の違いは下記のようになります。

テザリングスマホ端末で利用している回線を他の端末で使わせる
データシェア親回線と子回線で1つのデータ容量をシェアして利用する

テザリングは、スマホ端末をWi-Fiルーターのようにして活用し、さまざまな端末をネットに接続させることができるのに対して、データシェアはスマホやタブレットといった端末でデータ容量をシェアして使うという特徴があります。

回線の品質に関する違いはありませんが、利用形態やメリット・デメリットが異なるため、各自の利用スタイルに合わせて使い分けてみましょう。

ソフトバンクならテザリング無料!

ソフトバンクでは、新登場した料金プラン「メリハリ無制限」「ミニフィット+」において、テザリングオプションが無料で提供されています。

それぞれのプランの比較についてはこちらの記事をご確認ください。

【参考記事】ソフトバンクのメリハリとミニフィットの違い!どちらを選べばいい?

これまでテザリングオプションは月額550円だったのですが、新しい料金プランからは無料で使えるようになりました。

5G通信にも対応している高速回線が利用できるので、ぜひ使ってみてください。

ここまでご覧いただいて、光回線のほうがいい!と思われた方もいらっしゃると思います。

ソフトバンクではソフトバンク光とソフトバンクairを案内していますので、こちらも参考にしてください。

【参考記事】おうちのWi-Fiなら、softbank光、Airがおススメ!

 

まとめ

「テザリング」と「データシェア」のメリット・デメリット、それぞれの違いについて解説していきました。

今まで似たようなサービスだと思っていた方は、今回の記事を参考にして違いを明らかにしておきましょう。

最近では無制限+5Gといったスペックの高いスマホ回線も登場しているので、ネット回線の選択肢としてもおすすめです。

スマホ回線をメインのネット回線として使う際には、テザリングやデータシェアを駆使してお得な料金で使えるようにしてみましょう!

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