現在ワイモバイルで取り扱いのあるiPhoneは、iPhone12/12 mini、iPhone SE(第二世代)等がラインナップされています。
iPhone12の2機種は本体代金もかなり高額で、画面が割れてしまったり水没して使えなくなってしまうとさらに高額な修理代金が必要です。
そんな高額な修理代金を抑えるために、iPhoneにはAppleCare+という保証が用意されています。
修理代金を特別価格にできるだけでなく、他にも様々な特典を受け取ることができます。

保険入らない派のボクを納得させてみろガオ!
AppleCare+の保証内容
まずは、AppleCare+のサービス内容について解説をしてきます。
本体保証の延長
Apple製品には全て1年間の本体保証が付いています。
iPhoneも同様で1年間は本体保証が付いていますが、AppleCare+に加入することで2年間に延長されます。
過失が無い場合の自然故障に対する保証なので注意が必要です。
電話サポートの延長
Apple製品について質問する場合は、キャリアの店舗ではなくAppleのサポートセンターに電話で相談します。
ワイモバイルでも同様で、AppleCare+に加入することで、通常90日間の電話サポートの期間が2年間に延長されます。
過失による故障の場合の特別料金での修理/交換
画面割れや水濡れによって故障した場合、AppleCare+に加入していると特別料金での修理や交換が可能です。
画面割れ修理の場合は¥3,400、水濡れなどの場合は¥12,900で交換してもらえます。
AppleCare+に加入していると、エクスプレス交換サービスを受けられるのも特徴です。
画面破損以外の故障で交換になる場合に、修理店に足を運ばなくても家まで交換機を届けてもらえるサービスです。
バッテリーの無償交換
バッテリーの状態が80%未満になった場合に、AppleCare+の保証期間内なら無償でバッテリー交換の対応をしてもらえます。
iPhoneの強度
AppleCare+でよく利用される、画面割れや水没に対してのiPhoneの強度について解説をします。
iPhone12シリーズの画面強度
iPhone12シリーズには、Ceramic ShieldというiPhone11シリーズよりも4倍耐久性能の高いガラスが採用されています。
頭の高さから落下させても割れないと言った実験を行ったユーザーもいるようです。
iPhone12シリーズの耐水性能
iPhone7以降から耐水性能が備わっています。
ただ、完全防水ではないので、100%水没しないというものではありません。
IP68という等級で、水深6mで最大30分であれば耐水するというデータが取れています。
【参考記事】iPhone12とiPhone12miniとiPhoneSE(第二世代)の徹底比較
【参考記事】【スマホの防水性・防塵性って?】“IPX5”と“IPX8・IP6X”について解説
AppleCare+の料金【Appleとワイモバイルの違い】
ここからは、AppleCare+に加入する場合の、Appleで加入する場合とワイモバイルで加入する場合の違いについて解説をしてきます。
AppleCare+の料金表
一括 | 分割(24回) | |
iPhone12、12 mini | ¥18,480 | ¥770 |
iPhoneSE(第二世代) | ¥9,680 | ¥403(24回目のみ¥411) |
Appleとワイモバイルの違い
Appleで加入するAppleCare+とワイモバイルで加入するAppleCare+の違いは、支払い方法の違いのみです。
Appleでは一括での支払いですが、Y!mobileでは分割で支払うことができます。
AppleCare+に分割で加入する予定ならワイモバイルでの加入がおすすめです。
購入後に加入したくなった場合は、購入後から30日以内にAppleで一括払いのみなので注意が必要です。
加入にかかる金額のトータルは変わらないので、分割ならワイモバイルで同時加入、少し考えたいならAppleというようにフレキシブルに考えることをおすすめします。
故障安心パックプラスの概要
ワイモバイルでiPhoneを購入する場合、AppleCare+以外にも保証が用意されています。
ここからはワイモバイルの保証、故障安心パックプラスの概要について解説をしていきます。
iPhoneで使える故障安心パックプラスの内容
Y!mobileではAppleCare+以外にもiPhoneの保証サービスが用意されています。
iPhoneで利用できるサービスは、「故障交換サービス」「盗難・紛失保証サービス」「セキュリティトラブル保証」「データ復旧支援サービス」の4つです。
故障安心パックプラスの月額料金は¥759で2年間使った時の料金は¥18,216なので、AppleCare+よりも¥200程度コストを抑えることができます。
AppleCare+ | 故障安心パックプラス | |
画面割れ修理 | ¥3,400 | ¥13,750 |
その他故障での交換 | ¥12,900 | ¥13,750 |
修理にかかる料金は、画面割れ修理にしても、その他故障での交換にしてもAppleCare+の方が安く修理交換することができます。
故障交換サービス
iPhoneの画面が割れてしまったり、水濡れで使用不可能になったりした場合に使えるサービスです。
画面割れでの修理料金はAppleCare+よりもかなり割高になってしまいます。
修理料金だけを考えるならAppleCare+がおすすめです。
盗難・紛失保証サービス
AppleCare+にも盗難・紛失プランがありますが、AppleCare+の代金にプラスで¥2,000追加料金が必要になります。
盗難や紛失に対しての保証だけを考えると故障安心パックプラスの加入がお得です。
セキュリティトラブル保証
iPhoneに限らず、スマホはウイルスに感染しにくい構造となっていますが、100%ウイルス感染しないわけではありません。
セキュリティを害するような使い方をしない限りウイルス感染する可能性はかなり低いので、あまり使うことはないかもしれません。
セキュリティトラブル保証を利用する場合でも、外部の業者にウイルス駆除を依頼して、かかったサービス料に対して最大¥5,500まで保証が出るというものです。

発生頻度と補償内容を見た感じそこまで必要性はないかもガオ
データ復旧支援サービス
iPhoneのデータは基本的にはiCloudでバックアップや同期されています。
AppleIDがわかっていれば、自身で復旧できる可能性があります。
Appleのサポートセンターに相談すれば様々な解決方法を提案してくれるので必要性は高くありません。
AppleCare+や故障安心パックプラスに加入するべき?
AppleCare+や故障安心パックは掛け捨て保険と同じように、何もなければ必要ないものです。
万が一に備えて加入するものなので、必要ないと思う人は無理に加入する必要はありません。
AppleCare+の加入をすべき人
過去に何度かiPhoneやスマホの画面を割ってしまっている人はAppleCare+の加入をおすすめします。
修理回数に上限はあるものの、圧倒的に安く修理することが可能です。
故障安心パックプラスに加入すべき人
故障安心パックプラスに加入するよりは、AppleCare+に加入した方がメリットが多いので、あまりおすすめはできません。
あまり知識がないとキャリアで対応してもらえる故障安心パックがいいように感じますが、iPhoneでトラブルが起こった場合は基本的に全て自身で対処するように促されます。
身近で対応してほしいと感じる人は故障安心パックがおすすめです。
まとめ
AppleCare+に加入する場合は、Appleで加入してもワイモバイルで加入しても大きな違いはないです。分割を希望するならワイモバイルにしましょう。
AppleCare+に加入する金額を考えると、強度の高いガラスフィルムや頑丈なiPhoneケースを購入することもできます。
ただ、iPhoneは日常的に使う人が多いので、どれだけ壊れないように注意しても画面が割れたり水没したりしてしまうことがあります。
そういった心配を少しでも緩和したいと思う人はAppleCare+や故障安心パックプラスに加入する為の参考にしてみてください。
コメント