現在は主要の3大キャリアは毎月のプランが高いということで、格安SIMに乗り換えをしているユーザーがかなり増えてきています。ただ、3大キャリアに比べて気になる点は通信速度です。
楽天モバイルのように自社で回線を用意している格安SIMもありますが、3大キャリアから回線を借りて運用している格安SIMがほとんどで、混雑する時間帯では3大キャリアほど通信速度が出ていないのが現実です。
この記事では、格安SIMの代表格とも言えるワイモバイルの通信速度について解説をしていきます。格安SIMやMVNOキャリアに乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。

ワイモバイルのお手並み拝見ガオ!
ワイモバイルの通信速度
まずワイモバイルの通信速度について解説をしていきます。
ワイモバイルの通信速度は安定して高速で通信が可能
ワイモバイルの通信速度は、他の格安SIMに比べて通信速度が早く安定しています。
安定している理由は、SoftBankの回線をそのまま使っているからです。3大キャリアの回線を使っているという点では他の格安SIMやMVNOキャリアと変わりありません。
ただ、一般的な格安SIMやMVNOキャリアは3大キャリアから回線を「レンタル」しているので、3大キャリアの通信網を最大限享受できてきるわけではありません。
その点、ワイモバイルはSoftBnakの通信網を最大限享受できるので通信速度が速く安定しています。
通信速度が速いUQモバイルとも同等の速度
UQモバイルは、ワイモバイルと同様にauのサブブランドとして運用されている格安SIMのキャリアです。
au回線を使っているので安定して速度が出ると評判の回線です。
全ての時間帯ではないものの、ワイモバイルはUQモバイルにも負けない通信速度が計測されています。通信エリアの違いはありますが、ワイモバイルの通信速度もかなり信頼を置けるものです。
快適と感じる通信速度はどのくらい?
人それぞれ使っていてストレスを感じない通信速度は違いますが、一般的に快適と感じる通信速度の紹介をしていきます。
上りの目安速度
用途 | 速度 |
テキストの送信 | 1Mbps |
写真の投稿 | 3Mbps |
動画の投稿 | 10Mbps |
上りとはインターネット上へファイルを送る通信のことです。
下りの目安速度
用途 | 速度 |
テキストの受信 | 1Mbps |
SNSの閲覧 | 10Mbps |
動画の視聴 | 30Mbps |
オンラインゲーム | 100Mbps |
下りとはインターネット上からファイルを受け取る通信のことです。
ワイモバイルはどのくらいの通信速度が出る?
ユーザーが使う環境によっても速度は違ってきますが、ワイモバイルでは平均で30Mbps程度は出ると言われています。上記の表を見てもわかるように、大抵のことは30Mbpsの速度が出ればストレスなく利用することができます。
よく”ギガがなくなって”と言う声を耳にしますが、高画質で動画視聴を続けるとデータ通信量が増え月末には通信制限がかかってしまうというようなことがあります。
通信制限を除けば、ワイモバイルではストレスなく快適に使うことができるので、日常生活で使う分には十分な速度と言えます。
ワイモバイルのメリット
ここからは、通信速度以外にあるワイモバイルのメリットの紹介をしていきます。
ワイモバイルのメリット①SoftBank回線を使える
ワイモバイルの最も大きな特徴は、SoftBankと同じ回線を利用することができる点です。
通常格安SIMのキャリアでは3大キャリアの回線をレンタルしているので、多くのユーザーが使う時間帯だと回線が混み合って通信速度が遅くなることがあります。
その点、ワイモバイルではSoftBank回線をそのまま使っているので、混み合うことが少なく、通信速度が遅くなることも多くありません。
【参考記事】ソフトバンクの電波って本当に悪いの?通信速度のGbpsとMbps、バンドも理解しよう
ワイモバイルのメリット②格安SIMのようなお値打ちなプラン
ワイモバイルの料金プランはシンプルです。
ワイモバイルにはS,M,Lと3つのプランがあり、普段からあまりデータ通信を使わないユーザーには少ないプラン、たくさん使いたいユーザーには大容量プランが用意されています。
プランの違いで、データ超過時の速度に違いはありますが、それ以外は特に違いはありません。
5Gにも対応しているので、最新のiPhoneでも5Gの恩恵を享受することができます。
【参考記事】iPhone12とiPhone12miniとiPhoneSE(第二世代)の徹底比較
↓ソフトバンクの記事にはなりますが、5Gのメリットの記事です。↓
ワイモバイルのメリット③全国に店舗がある
格安SIMのキャリアの多くは、ネットで契約を完結できますが、ワイモバイルには、全国に4,000を超える店舗が備わっています。
ネットに慣れたユーザーならネットでの契約はメリットですが、慣れていない方にとっては店舗で相談できないことのデメリットがあります。
その点、ワイモバイルは全国に店舗があるので、他の格安SIMに比べると料金は高くなるものの、店舗があり対人で契約の相談ができたりサポートを受けられることはかなり大きな特徴です。
ワイモバイルのメリット④SIMのみの契約が可能
ワイモバイルでは、SIMカードのみの契約も可能です。
すでに所持している3大キャリアのスマホをそのまま使うことも可能です。
【参考記事】SIMロックって?SIMフリーって??わからない人向けに解説します!
ワイモバイルのメリット⑤テザリングの申し込みが不要
ワイモバイルでは、テザリングの申し込みをすることなく利用することができます。
追加料金もかからないので、スマホ以外のデバイスをWi-Fiの無い場所で使うこともできます。
【参考記事】テザリングってなに?データシェアってなに?それぞれのメリットとデメリットについて
ワイモバイルのメリット⑥銀行引き落としが可能
格安SIMの多くは、クレジットカードでの支払いのみ対応というキャリアがほとんどですが、ワイモバイルでは銀行引き落としが可能です。

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ワイモバイルのメリット⑦キャリア決済が可能
キャリア決済を利用できる数少ない格安SIMキャリアの1つがワイモバイルです。
料金の銀行引き落としも可能なので、クレジットカードを持っていないくても、ゲームや動画コンテンツの支払いができるのは大きなメリットです。
ワイモバイルのメリット⑧メールアドレスが付与される
ワイモバイルでは、メールアドレスも付与されます。
電話番号宛てのSMSが使えることはもちろん、キャリアメール(@ymobile.ne.jp)と、Webメール(@yahoo.ne.jp)の2種類が付与されるので、うまく使い分けることができます。
ワイモバイルのメリット⑨LINEのID検索が可能
LINEのID検索を行うためには、キャリアでの年齢確認が必要です。
格安SIMのほとんどは年齢確認ができない為、ID検索が不可能です。
ただ、ワイモバイルでは、年齢確認の仕組みもSoftBnakの仕組みを利用できるため、ID検索が可能です。

知らなかったガオ、、ワイモバは出来るガオ!
ワイモバイルのデメリット
メリットもあれば、デメリットもあるのは当然です。
ここからはワイモバイルのデメリットの紹介をしてきます。
ワイモバイルのデメリット①データの繰り越しができない
ワイモバイルでは、使い切らなかったデータ量の繰り越しをすることができません。
月によって使うデータ量にばらつきがあるユーザーだと繰り越しができないことは大きなデメリットになります。
ワイモバイルのデメリット②25GB以上の大容量プランがない
ワイモバイルの最大容量のプランは25GBまでです。
毎月25GB以上のデータ通信量を使うヘビーユーザーにはおすすめできません。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランは非常にシンプルで、3つのプランから選ぶことができます。
容量をあまり使わない人から大容量を使う人まで幅広くプランを選ぶことができます。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月額料金 | ¥1,980(税抜) | ¥2,980 | ¥3,780 |
高速データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
超過時の速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
通信方式 | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G |
通話料 | ¥20/30秒 | ¥20/30秒 | ¥20/30秒 |
毎月25GB以上の大容量を使うユーザーだと物足りなさを感じるプランですが、モバイルWi-Fiを持っていたり、自宅のWi-Fiをメインに使うユーザーからすると少ない容量のプランを安く使うことができるのでスマホ料金を抑えることができます。
【参考記事】SIM単体で契約ができるワイモバイル、ワイモバSIMが選ばれる理由って?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現在では大容量プランを打ち出しているキャリアがほとんどですが、テレワークが増え、自宅にWi-Fiがある場合はスマホの月のデータ通信量は抑えられるユーザーも多いと思います。
そんな時に、ワイモバイルでは少ない容量のプランを低価格で利用できる上に、回線もSoftBank回線で安心して使うことができます。

思ってたよりワイモバイル優秀だったガオ!
この記事を参考にキャリアの乗り換えるきっかけにしてみてください。
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