楽天モバイルのMNO参入や、総務省主導の携帯電話料金値下げ等で大きく動いている携帯電話業界の中で、格安スマホ・MVNOの存在感が大きくなりつつあります。
その中でも、スマホ料金を抑えることができると人気のワイモバイル。
ワイモバイルを契約するにはワイモバイル公式のオンラインショップや店舗もありますが、今回ご紹介したいのはヤングモバイルです。
ヤングモバイルはワイモバイル正規代理店で、ヤングモバイルでもワイモバイルの契約が可能です。
この記事では、ヤングモバイルの紹介やワイモバイル公式との違いを、ヤングモバイルを利用するメリット/デメリットの解説をしていきます。
ヤングモバイルとは?
まずは、ヤングモバイルとはなんなのかを紹介していきます。
ヤングモバイルはワイモバイルの正規代理店
ヤングモバイルは、ワイモバイルを取り扱うブランドの1つです。
ヤングモバイルを運営しているのは、日本企業開発支援株式会社という会社で、SoftBankの正規代理店である”おとくケータイ.net”というサイトの運営もしています。
日本企業開発支援株式会社はSoftBankやワイモバイルの正規代理店なのですが、ワイモバイルを扱う際のブランド名をヤングモバイルと言います。

おとくケータイのワイモバイル版ガオ!
よく知らないと怪しそうに感じるかもしれませんが、10年以上携帯電話の販売を行なってきている会社です。
ワイモバイル公式のようにSIMカードのみの契約もできるので、MNPで乗り換えすることも可能です。
ワイモバイルとヤングモバイルとの違い

では次に、ワイモバイルとヤングモバイルとの違いについて解説をしていきます。
ヤングモバイルはワイモバイルの正規代理店で、基本的には違いはありません。購入できるスマホも契約プランも違いはありません。
ワイモバイルで人気機種のiPhoneSE(第二世代)やOPPO Reno5 Aはもちろん、iPhone12/12miniの取り扱いもあります。
違い①購入時のキャッシュバック
ワイモバイルとヤングモバイルの違いは、購入時のキャッシュバックです。
キャンペーンによっても違いますが、ワイモバイル公式で契約した時よりもヤングモバイルで契約した時の方が値引き額が大きくなります。
また、ワイモバイルでは最大21,600円の値引きとなっておりますが、対象機種は3つとなっています。
- iPhoneSE(第2世代)
- OPPO Reno 5A
- Android One S7
ヤングモバイルでは機種の縛りは無く、他社(ソフトバンクを除く)からのMNPという条件さえ満たせば最大で25,000円の値引きとなります。
ワイモバイル公式 | 最大21,600円値引き |
ヤングモバイル | 最大25,000円値引き |
違い②購入方法
ワイモバイル公式とヤングモバイルでは購入方法にも違いがあります。ワイモバイルではネットと店舗で購入ができますが、ヤングモバイルではWebでのみ購入が可能です。
ネットが苦手な方にはあまりおすすめはできませんが、ネット契約に抵抗が無い方はキャッシュバックが受けられ、お得に契約することができます。
店舗に足を運ぶ必要が無いので、店舗に向かう時間や店舗での待ち時間などの余計な時間を使うことなく契約することができます。

キャッシュバックを考えるとヤングモバイルの方がお得ガオ!
ヤングモバイル経由でワイモバイルに乗り換えるメリット

ここからは、ヤングモバイル経由でワイモバイルに乗り換えるメリットの紹介をしていきます。
メリット①最大で¥25,000のキャッシュバック
ヤングモバイルを経由してワイモバイルに乗り換えるメリットは、上記でも紹介した通り、キャッシュバックが大きくなる点です。
契約するプランや契約内容にもよりますが、ヤングモバイルでの申し込みだと最大で¥25,000のキャッシュバックを受けることができます。
2021年8月時点では、ワイモバイル公式で乗り換えた際のキャッシュバックは最大で¥21,600ですが、ほとんどの機種は¥18,000のキャッシュバックです。
ヤングモバイルで乗り換えた場合に比べると少なくなります。
キャッシュバックは一番わかりやすいメリットなので、ワイモバイルに乗り換えをするならヤングモバイル経由で乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
メリット②契約後はワイモバイルの電話サポートを受けられる
契約はヤングモバイルを通しても、契約後に困ったことがある場合はワイモバイル公式の電話サポートに相談することができます。
ワイモバイルの店舗も利用可能なので、アフターケアについては非常に安心感があります。

どこで購入しようとも、ワイモバイルユーザーであればワイモバイルでのフォローが受けられるガオ!
メリット③SoftBank系からの番号移行でもキャッシュバックを受けられる
ワイモバイル公式ではSoftBankからの番号移行ではキャッシュバックを受けることはできませんが、ヤングモバイルではSoftBnak系から番号移行する場合でもキャッシュバックを受けることができます。
ヤングモバイル経由でワイモバイルに乗り換えるデメリット

ワイモバイル公式で乗り換えるよりもヤングモバイルで乗り換えた方がキャッシュバックが大きいため、大きなメリットですが、ヤングモバイルを使う上でのデメリットも存在します。
ここからはヤングモバイルのデメリットを紹介します。
デメリット①事務手数料がかかる
ヤングモバイルの最大のデメリットとも言える点として、事務手数料が¥3,300(税込)かかります。
ただ、キャッシュバックがあるので、事務手数料がかかってもプラスになるのでそこまで気にする必要はなさそうです。
デメリット②乗り換え時の対人相談が非対応
ヤングモバイルではWebでの契約のみなので、ワイモバイル公式と違って店舗での契約はできません。
その為、契約時に気になることがあっても相談する際は電話かメールとなります。
デメリット③ワイモバイル公式のキャンペーンは利用不可
3つ目のデメリットは、ワイモバイルが公式で展開しているキャンペーンは利用できない点です。
ワイモバイル公式の有名なキャンペーンだと、5の付く日のキャンペーンやゾロ目の日のキャンペーンですが、そういったキャンペーンは利用できません。
ヤングモバイルのキャッシュバック

では、ヤングモバイルで乗り換えをした際のキャッシュバックの金額の紹介をしていきます。他社からの乗り換えと、ソフトバンクからの番号移行で金額が違うので注意しましょう。
ヤングモバイルでは現在生活応援キャンペーンを開催しています。
生活応援キャンペーンのキャッシュバック額は¥3,000なので、事務手数料が実質¥300で乗り換えが可能です。
docomo/au系からの乗り換えもしくは新規契約
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
スマホ+SIM | ¥5,000 | ¥15,000 | ¥23,000 |
SIMのみ | ¥10,000 | ¥10,000 | ¥10,000 |
docomoやau系回線からの乗り換えの場合はキャッシュバック額が大きくなります。
スマホを同時購入した場合はプランによってキャッシュバック額が変わりますが、SIMのみの契約の場合はどのプランを選んでもキャッシュバックは同額です。
SoftBank系からの番号移行
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
スマホ+SIM | ¥5,000 | ¥5,000 | ¥10,000 |
SIMのみ | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥3,000 |
SoftBank系の回線からの番号移行の場合はキャッシュバック額は大きくありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヤングモバイルにはワイモバイル公式に無い魅力があります。
契約の仕方によってはわざわざヤングモバイルを通して契約する必要はありませんが、スマホと同時購入する場合等、契約内容やプランによっては大きなキャッシュバックを得ることができます。
ワイモバイルは基本料金もお値打ちな上、回線もSoftBankの回線を使えるので非常に魅力的です。
ワイモバイルに乗り換えるのならヤングモバイルでの契約も検討してみるといいかもしれません。
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