大手携帯キャリアのスマホに比べて圧倒的に安く利用できる格安スマホですが、様々な端末や契約会社があって迷ってしまいますよね。
その中でも圧倒的な人気を誇っているのが、ワイモバイルとUQモバイルです。
大手キャリアのサブブランドである、“ワイモバイル”と“UQモバイル”。
ワイモバイルはソフトバンクの回線、UQモバイルはauの回線を利用しています。
どちらの会社も、大手キャリアに比べると月額料金が安くて、速度が速いということが特徴になっています。
しかし「自分にはどっちが合っているのか」「どっちが安く抑えられるのか」わからない方も多いと思います。
この記事では、ワイモバイルとUQモバイルの違いや、ワイモバイルとUQモバイルのそれぞれをおすすめしたい人について解説をしていきます。
ワイモバイルとUQモバイルのどちらにしようかを悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ワイモバイルとUQモバイルの料金プランの比較
まずは、ワイモバイルとUQモバイルのプラン料金や通話料、割引サービスなどを比較していきます。
ワイモバイルとUQモバイル情報比較表
プラン・料金・月間データ | シンプルS | くりこしプランS+5G |
シンプルM | くりこしプランM+5G | |
シンプルL | くりこしプランL+5G | |
通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
通話オプション | ・10分かけ放題:770円 | ・10分かけ放題:770円 ・最大60分/月かけ放題:550円 |
5G対応 | 首都圏を中心に展開中 | 2021年9月2日より対応開始 |
超過時最大速度 | シンプルS:300kbps | くりこしプランS+5G:300kbps |
利用回線 | ソフトバンク回線 | au回線 |
データ繰り越し | 有り | |
割引サービス | 家族割 | 自宅セット割 |
契約時のキャッシュバック | 最大3,000円のPayPayボーナス還元 | 最大6,000円 |
サポート対応 | オンライン、電話、店舗 | オンライン、電話、店舗 |
比較表からわかること
基本プランはUQモバイルのほうが安く、通話オプションも充実しています。
さらに、UQモバイルは1回線目から割引サービスが適用されるので、手軽に料金を安くすることができます。
ワイモバイルは割引サービスが充実していますが、1回線目から割引きを適用するには、ソフトバンク光、またはソフトバンクAirを契約する必要があります。
以前は、データ繰り越しがあることがUQモバイルのおおきな特徴でしたが、ワイモバイルのデータ繰り越しが8月から開始になったことにより、差は無くなりました。
また、ワイモバイルが先行して対応開始していた5Gですが、UQモバイルも2021年9月2日より開始しています。
ワイモバイルとUQモバイルの違い
似ているところの多いワイモバイルとUQモバイルですが、当然ながら違いもあります。
ワイモバイルとUQモバイルの違いについて、詳しく紹介していきます。
利用している回線と提供エリア
ワイモバイルはソフトバンク、UQモバイルはauの回線を利用しています。
どちらも大手キャリアのサブブランドという位置づけの為、提供エリアはどちらも日本全国と広くなっています。
人口が密集しているエリアや首都圏ではどちらも利用が可能ですが、過疎地や地方になってくると提供エリアが異なってきます。
自分の行動するエリアが対象になっているのかは、公式サイトで確認できるので、契約前に必ず確認しておきましょう。
通話オプションの豊富さ
通話オプションでいうと、UQモバイルのプランのほうが充実しています。
ワイモバイル | UQモバイル | |
通話オプション | ・10分かけ放題:770円 ・24時間かけ放題:1,870円 | ・10分かけ放題:770円 ・24時間かけ放題:1,870円 ・最大60分/月かけ放題:550円 |
10分かけ放題と24時間かけ放題はどちらの会社にもあり、料金は全く同じになっています。
しかし、UQモバイルには、「最大60分/月かけ放題」の通話オプションがあります。
家族割の存在
ワイモバイルには、2台目以降の料金が割引になる「家族割」があります。
ワイモバイルの基本料金はUQモバイルよりも高いのですが、家族割を適用することで、毎月1,188円引きの料金で利用することが可能になります。
シンプルプランS | シンプルプランM | シンプルプランL | |
通常料金 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引額 | 1,188円 | 1,188円 | 1,188円 |
家族割の適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
「家族割」を適用すると、適用しないよりも年間で14,256円(1,188円×12)もお得になります。
「家族割」が適用できれば、UQモバイルよりも圧倒的に安い料金で利用することができます。
5Gの基地数
5Gの基地数と対応エリアは、5G対応機種のユーザーにとって大きなポイントになります。
ワイモバイルの5G対応は、すでに首都圏を中心とするエリアで利用が可能になっています。
一方でUQモバイルは、2021年9月2日に5Gの提供をスタートしたばかりです。
ワイモバイルより対応が遅く数も少ないので、5G対応に関してはUQモバイルが遅れを取っていると言えるでしょう。
ワイモバイルとUQモバイルに向いている人
ワイモバイルがおすすめな人
次のような人には、ワイモバイルがおすすめです。
◎家族で利用したい人
家族で利用する複数の回線を、指定料金プランで契約すると、2回線目以降の各基本使用料が毎月550円または1,188円の割引(最大9回線まで)になります。
このサービスは、1人で複数回線を契約する場合でも適用になります。
◎ソフトバンクの光回線を利用している人
家族で利用する人や自宅でソフトバンク光・ソフトバンクAirなどの光回線を利用している人は、おうち割 光セット(A)が適用になり、月額料金が割引されます。
ただし家族割引サービスなど、一部重複して割引を適用できないサービスがあります。
◎Yahoo!ショッピングのヘビーユーザー
ワイモバイルユーザーは、Yahoo!ショッピングとPayPayモールの還元率がアップします。
Yahoo!ショッピングを利用する方にはおすすめです。
◎店舗サポートを重視する人
オンラインでは不安で、店舗サポートを重視する人にも、ワイモバイルは向いています。
UQモバイルにも実店舗がありますが、店舗数はワイモバイルが圧倒的に多いです。
UQモバイルがおすすめな人
次のような人には、 UQモバイル がおすすめです。
◎UQでんきやauでんきを利用している人
UQモバイルでは、auでんき、または、UQでんきとセットで契約すると、「自宅セット割」が適用されて毎月のスマホ代が割引されます。
スマホプランSとMは毎月638円(税込)割引、スマホプランLは毎月858円割引になるため、非常にお得です。
◎データ消費量を気にせず利用したい人
UQモバイル の機能に「節約モード」という機能があり、ONにすることでその間のデータ消費がゼロになります。
◎auからの乗り換えを検討している人
auで購入したスマホであれば、SIMロック解除なしでお手持ちのスマホをUQモバイルで利用できます。
さらにauで使っていた、下記機能も引き続き利用することができます。
- auサービスの管理に使われる「au ID」
- 支払いサービスの「au WALLET」
- 決済をスマホ料金の支払いにまとめられる「auかんたん決済」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
格安スマホといっても、会社によって料金やサービスはさまざまです。
格安スマホでも会社によって料金やサービスが異なるので、人それぞれ自分にあった会社は違ってきます。
また、キャンペーンなども随時行っているので、時期によってはさらにお得に契約することもできます。
この記事を参考に、ワイモバイルとUQモバイルの違いを理解して、自分がどちらの会社に向いているのかをしっかりと把握して、変更の参考にしてみてください。
コメント